
「玄関のインターホンをスマート化したいけど、どれを選べばいいかわからない」
「宅配便の受け取りを確認するだけじゃなく、防犯対策もしっかりしたい」
「スマートロックと連携させて、来客対応から解錠まで一括で管理したい・・・?」
このように思っていませんか?
筆者も同じで、古いインターホンを使いながら「録画も残らないし、外出中は来客に気づけない」という不満をずっと抱えていました。月額料金がかかるクラウド録画型は避けたい、でも安物は画質が不安、という条件で探して行き着いたのがAqara ドアベルカメラ G400です。
Aqara ドアベルカメラ G400は、2026年3月17日に発売されたスマートホームブランドAqaraの有線ドアベルカメラです。玄関先の来訪者を高精度に検知し、スマートフォンから映像確認・応答ができるだけでなく、Apple Homeアプリを通じてスマートロックとの連携も視野に入れた設計になっています。今回はAqara ドアベルカメラ G400のスペック・機能・使い勝手について解説します。
- Aqara ドアベルカメラ G400の基本スペックと価格
- 人物検知とナイトビジョンの実力
- 2Way音声通話でできること
- Apple Home Keyスマートロックとの連携方法
- Aqara カメラハブ G350との併用パターン
- おすすめできる人・できない人
Aqara ドアベルカメラ G400とは|スペック概要

Aqara ドアベルカメラ G400は、2K解像度・165°縦向きワイドビューを備えた有線タイプのスマートドアベルです。価格は15,880円(税込)で、玄関先に設置する防犯・見守り用途に特化した製品として展開されています。
給電方式はPoE(Power over Ethernet)または既存のドアベル配線(低電圧)を利用した有線給電に対応しており、Wi-Fi(2.4GHz/5GHz)経由での通信も可能です。IP65の防水性能を持つため、屋外に設置しても雨風の影響を受けにくい設計になっています。
165°の縦向きワイドビューにより、3:4のアスペクト比で来訪者を頭からつま先まで一画面に収められる点が特徴です。一般的な横長カメラでは荷物が画面外に切れてしまうことがありますが、G400なら玄関先に置かれた宅配物までまとめて確認できます。
対応プラットフォームはApple Home(HomeKit Secure Video対応)、Google Home、Alexa対応スマートディスプレイ、Home Assistant(RTSP/ONVIF経由)、SmartThingsと幅広く、既存のスマートホーム環境に組み込みやすい構成です。月額課金なしでローカル録画ができるため、設置してしまえばランニングコストはほぼかかりません。これまでクラウド録画に月数百円を払っていた場合、年間で数千円の固定費がそのまま浮く計算になります。
高精度人物検知とナイトビジョンの実力

Aqara ドアベルカメラ G400は、本体搭載のローカルAIによって動体検知・人物検知をオンデバイスで処理します。クラウドに送信せずに検知が完結するため、通信の遅延を待たずに通知が届きやすく、カスタム侵入検知ゾーンを設定すれば「敷地内に入った時だけ通知する」といった細かい調整も可能です。
さらにクラウド検知機能を利用すると顔認識や荷物(配達物)検知にも対応します。例えば、配達員が荷物を置いていったタイミングだけを通知させたい場合、荷物検知をオンにしておけば無駄な通知を減らせます。毎日何度も届く動体検知の通知に振り回されていた人にとって、必要な時だけ知らせてくれる仕組みは負担軽減につながります。
ナイトビジョンには940nm赤外線LEDを搭載しています。赤く光るリングが出ないため、夜間でも設置場所が目立ちません。玄関灯がある環境なら、人物の顔や服装まで十分に判別できます。ただし色付きナイトビジョンには対応しておらず、完全な暗所では映像がやや暗く沈み、細部の解像感は価格なりというのが実際のところです。夜間の見え方は、下の海外レビュー動画で確認できます。The Hook Upによる設置・実写レビューで、昼と夜の映像比較が含まれています。
2Way音声通話の使い勝手

G400はドアベルが押されていない状態でも、アプリから来訪者に音声で話しかけることができます。Apple Homeアプリを使えば、通知を受け取ってから映像確認・会話までを同じ画面で完結できるのも便利なポイントです。
ボイスチェンジ機能を搭載している点もG400ならではの特徴です。応答する声のトーンを変えられるため、留守中や一人暮らしの自宅でも「誰が対応しているか」を相手に悟られにくくなります。プライバシーを気にする人にとって、地味ながら安心感につながる機能です。
例えば、外出先で宅配業者からインターホンが鳴った場合、これまでは「不在票を残してもらう」か「後で再配達を依頼する」しかありませんでした。G400があれば、外出先からでも音声で「置き配をお願いします」と伝えられるため、再配達の手間そのものを減らせます。再配達のストレスから解放されます。
iPhoneかざしてカギ開くスマートロックとの連携方法

G400単体にApple Home Keyの解錠機能はありませんが、Apple Home Key対応のスマートロックと組み合わせることで、来訪者確認から解錠までをApple Homeアプリで一括管理できます。日本で初めてApple Home Keyに対応したスマートロックはAqara スマートロックJ200(キーパッド付きセット)で、Aqara製品同士の連携がしやすいのも強みです。
Home Keyを利用するための要件は次の3つです。
- 対応デバイス(iPhone XS以降・iOS 18.6以降、またはApple Watch Series 6以降・watchOS 11.5以降)
- Thread対応のApple Homeハブ(HomePod mini、HomePod第2世代、Apple TV 4K第2世代・第3世代128GBモデルなど)
- キーパッド付きのJ200セット品
設定はApple Homeアプリの案内に従うだけで完了し、1台のiPhoneで登録すれば家族全員のWalletアプリに自動で追加されます。Express Modeを有効にしておけば、Face IDやパスコード入力なしでiPhoneやApple Watchをかざすだけで解錠できるようになります。スマートロックの規格・比較については2026年最新スマートロック比較:Matter・Aliro対応おすすめ5選でも詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。

G400とJ200を組み合わせれば、「誰が来たか映像で確認する」「音声で対応する」「本人であればカギを開ける」という一連の流れを、すべてApple Homeアプリの中で完結させられます。
Aqara カメラハブ G350との併用と、おすすめできる人

G400と同時期に発売されたAqara カメラハブ G350は、屋内設置向けのパン・チルト対応カメラです。G400を玄関先の来訪者検知に、G350を室内の見守りに使い分けることで、玄関から室内までを一貫してカバーできます。
例えば、共働き世帯であれば、G400で子どもの帰宅を検知して通知を受け取り、G350で室内での様子を確認するという使い方ができます。留守中の家族の動きを把握できる分、心配ごとを減らして仕事に集中できるようになります。G350はMatter 1.5に対応した最初期のカメラの1つとされており、今後Aqaraのカメラ製品がラインナップとして広がっていくことが見込まれます。
評価の傾向ははっきりしています。月額課金なしのローカル保存と、Home Assistantをはじめとする各プラットフォーム連携のしやすさが強みで、総合的な満足度は高めです。弱点は夜間画質の一点に集約されます。玄関にドアベル配線かLANが来ていて、月額料金を払わずに録画を残したい戸建て住まいの人には、価格と機能のバランスがかなり良い選択肢です。
一方で、次のような人にはG400は向きません。
- 電源配線もPoE環境もない賃貸住宅に住んでいる人(バッテリー駆動モデルではないため、そのままでは設置できません)
- 夜間に色付きで高精細な映像を最優先したい人
- Apple Home・Google Home・Alexaのいずれのアプリも使っておらず、専用アプリを増やしたくない人
まとめ
Aqara ドアベルカメラ G400は、2K・165°ワイドビューによる見やすい映像と、ローカルAIによる高精度な人物検知を両立したスマートドアベルです。ナイトビジョンは価格相応の実力ながら、月額課金なしでローカル録画ができる点は大きな魅力といえます。
2Way音声通話とボイスチェンジ機能により、外出先からでも安心して来訪者対応ができるほか、Apple Home Key対応のJ200スマートロックと組み合わせれば、来訪者確認から解錠までをアプリひとつで完結できます。
G400を設置すると、外出先で宅配業者からの呼び出しに音声で応じられるようになり、帰宅時には日中の来訪者を録画でまとめて確認できるようになります。再配達の依頼や「誰か来たかもしれない」という不安を都度気にすることが減っていきます。そうした小さな変化が積み重なって、玄関まわりの管理にかける時間そのものが短くなっていきます。
玄関のセキュリティと利便性を両立させたい人は、ぜひAqara ドアベルカメラ G400を選んでください。
他にもスマートホームやHome Assistantの記事を書いています。
初心者向けの記事や上級者向けの記事も揃えていますので、ぜひこちらもご覧ください。













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