充電できない?接触不良の直し方!コンタクトスプレーが神!
最近、充電しようとすると接触不良なのか、うまく充電できないなんてことはありませんか?
ちょうど私も普段使用しているスマートウォッチの充電が調子悪くなっています。そこで、充電の接触不良を直そうと思っていました。
この記事は、このような悩みを持っている方に参考になります。
- 充電ができない
- ケーブルの接触が悪く、充電したりしなかったりを繰り返す(不安定)
- 充電のトラブルを解消したい
この記事を読むことでズバリ以下がわかります。
- 充電のトラブルの解決方法を教えます!
- 接触不良による充電不具合を解消します!
私は、ガジェットが大好きで、たくさんのガジェットを使ってきました。こういった端子の接触不良にも数多く遭遇してきました。
また、過去に電機メーカーで働いていた経験があり、電気的な接点(端子)のトラブルに関する知識も持っています。
そんな私が端子の接触不良の解決方法を紹介します!
充電できない?接触不良の直し方!

充電できない問題の直し方は、その原因の場所によって異なります。原因の特定の仕方と詳細の説明はそれぞれ後述していきますが、簡単に要約すると以下になります。
①ケーブルに原因がある
解決策:ケーブルを新しいものに交換する
②本体が故障している
解決策:本体を修理するしかない
③端子に汚れが付いている
解決策:端子を掃除する
①ケーブルに原因がある
まずはケーブル自体に問題がある場合です。多くはケーブルの断線(ケーブル内の電線が切れてしまっている)です。
断線しかかっている状態の場合、ケーブルをくねくねと少しいじっていると充電できたり、充電できなくなったりします。よくやりますね。特定の状態にケーブルを曲げた場合などに充電ができるような状態です。
この場合、他のケーブルを持っている場合、他のケーブルでも試してみてください。もし、他のケーブルでうまく充電ができるのであれば、元のケーブルに問題があることになります。
ケーブルに原因がある場合は、ケーブルが故障していますので、ケーブルを交換する必要があります。新しいケーブルに交換してください。
②本体が故障している
稀なケースではありますが、当然本体が故障していたら充電できません。本体の故障というのは電源が入らない、動かないなどのわかりやすい故障に限らず、充電関連の機能の故障もあり得ます。
複数のケーブル、アダプターで繋いでみても充電ができないのであれば、本体側を疑ってみるのもアリだと思います。
もし、本体が故障しているのであれば、本体を修理、または、新しく購入し直さない限り解決はできません。
③端子に汚れが付いている
実は充電端子に汚れが付いている場合も、充電ができない原因になります。接触不良を起こすからです。これが今回のテーマでもあります。
簡単に取れる汚れであれば拭き取れば、充電ができるようになると思います。
しかし、中には簡単には取れない汚れもあります。酸化や腐食が始まっている場合もあります。このような場合には、接点復活剤の使用がおすすめです。
例えば、私が今回接触不良で悩んでいたスマートウォッチは、端子部の汚れが原因でした。しかも拭いても簡単に取れない汚れで、全く解消しませんでした。その端子はこのように黒ずんでいました。しかし、接点復活剤を使うことで解決することができました。

接点復活剤で接触不良を解消!

さて、接触不良に対して接点復活剤を使うことで、本当に接触不良が解消されるのか、実際に私のスマートウォッチのような接触不良に対して、接点復活剤を使用してみました。
今回使ったのはKURE「コンタクトスプレー」です。
なんでKUREにしたかというと、KURE 5-56をはじめとする工業用スプレーで絶大なる信頼があるためです。
このコンタクトスプレーは、公式ページによるとこのように書かれています。
特殊置換性オイルがカーボンや汚れ、異物を除去し、電気接点の接触不良を解消します。
接点部の摩擦を軽減し、腐食から保護します。
迷走電流の発生を防ぎます。
ゴムやプラスチックにかかっても安心です。
汚れを除去するだけでなく、腐食からも保護してくれて、また、ゴムやプラスチックに対しても安全なスプレーであることが書かれています。
正直私は、これを使う前までは、全く効果がないとは思いませんでしたが、たかが知れている程度のわずかな効果で、目立った違いはないんだろうなくらいに考えていました。しかし、この考えはコンタクトスプレーを使用して、簡単に打ち砕かれることになります。
実際にコンタクトスプレーを使ってみた!
まずはコンタクトスプレーを使う前の状態をお見せします。
このスマートウォッチでは、中央に現在の残量、周囲の円の縁に沿った青い枠が表示されると充電中の表示になります。しかし、動画の通り、充電に切り替わったり、充電できなくなったりを繰り返しています。
さて、端子の状態を改めてよく見てみると、このように黒ずんだ端子がいくつかあります。この黒ずみが接触不良の原因となっています。端子に黒い膜を張ってしまったようなイメージで、電気の通りを悪くしています。

この端子に対してコンタクトスプレーを使用してみます。
使い方は簡単です。よく振って、そのまま吹き出し口を端子に向けて吹き付けるだけです。小さい端子や細かい部分に吹きかける場合は、付属の赤いチューブを吹き出し口に取り付けると吹き付けやすくなります。吹き付けたら端子を拭くと良いと思います。
さらに細かい部分や塗布量を抑えたいときは、綿棒などに吹き付けて端子を拭くと良いかもしれません。
さて、吹き付けるとどうでしょうか?端子がわずかですが輝きを取り戻していますね!

この状態で、充電してみましょう!
すると、なんと接触不良が改善されて、正常に充電が開始されました!
正直、効果に驚きました。コンタクトスプレーを塗布して拭いただけでここまで効果が出るとは思ってもいませんでした。
動画を見ると、コンタクトスプレーをプラスチック部分にも多く吹きかけているように見えて不安になる人もいるかもしれません。しかし、問題はありません。公式でもゴムやプラスチックにかかっても安心と謳われていますし、実際に私が吹きかけた様子では全く異常は起きていません。変形はおろか変色などのわずかな変化もありません。
そして、接触不良が解決できるだけでなく、今後の端子の腐食も防いでくれるというメリットもあり、しばらくは接点不良で悩まされることはなさそうです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
充電ができない原因は大きく分けると3つあり、その1つに端子の汚れによる接触不良があります。
端子が黒ずんでいるなど汚れている場合は、コンタクトスプレーを塗布することで解決できると思います。
さらに、今後の腐食防止もでき、接触不良を防ぐことができるので、とても便利ですね。
その上、値段も手頃なレベルであり、接触不良で悩んでいるのであれば、まずは試してみる価値があります。