
「スマートホームって結局お金がかかるんでしょ?」
「IKEAのスマート照明ってPhilips Hueと何が違うの?」
「Matter対応って書いてあるけど、どうやって設定するの?」
こんなことを思っていませんか?
IKEAは2026年、スマートホーム製品をMatter規格に全面刷新し、照明・センサー・リモコン・スマートプラグの計21製品を日本でも販売開始しました。スマート電球が¥1,299から、リモコンが¥1,699からという価格帯は、高級ブランドに抵抗がある方にとっては大きな魅力です。
今回は、IKEAスマートホームの全製品ラインナップ・セットアップ方法・Google Home・Alexa・Apple HomeKitとの連携設定を徹底解説します。
- IKEAスマートホーム製品の全ラインナップと価格
- Matter対応の意味と、DIRIGERAハブなしで始める方法
- Thread Border Routerの確認方法と必要性
- Google Home・Alexa・Apple HomeKitとの連携手順
- Philips Hueとのコスト比較とIKEAを選ぶ理由
IKEAがスマートホーム市場に本格参入:Matter対応21製品が日本でも購入可能

IKEAは2025年11月、Matter対応のスマートホーム新シリーズ21製品を発表し、2026年1月から日本でも販売を開始しました。家具の巨人として知られるIKEAがスマートホーム市場に本格参入したことで、業界内で大きな注目を集めました。
IKEAのスマートホーム製品の最大の特徴は「Matter規格のネイティブ対応」です。Matter規格は、Amazon・Google・Apple・Samsungが共同で策定したスマートホームの統一標準です。Matter対応製品は、特定のプラットフォームやブランドに縛られずに使えるため、「Amazon Alexaを使っているけど将来Google Homeに変えたくなったら?」という心配がなくなります。
IKEAのスマートホームは¥1,299の電球から始められるため、スマートホームを「まず試してみる」最初の1台として非常に手軽な入口です。
IKEAスマートホームが注目される3つの理由
- 圧倒的な低価格:電球¥1,299〜、リモコン¥1,699〜
- Matter規格で特定のプラットフォームに縛られない
- 日本のIKEA店舗・オンラインで気軽に購入できる
Matterとは?スマートホームの共通言語「Matter規格」完全ガイド2026年最新版で解説しています。

Matter対応デバイス 日本で買えるおすすめ完全ガイド2026|予算・目的別の選び方(Matter 1.5対応)で解説しています。

IKEA Matter対応製品一覧:照明・センサー・リモコン・プラグの全ラインナップ

IKEAの新しいスマートホームシリーズは全21製品で構成されており、大きく4カテゴリに分かれています。ここでは日本のIKEA店舗・公式オンラインで購入できる主な製品を紹介します。
Kajplats(カイプラッツ)照明シリーズ
IKEAのMatter対応スマート照明の主力シリーズです。すべてMatter認定を取得しており、Thread / Wi-Fiのデュアル対応です。
| 製品 | 口径 | 特徴 | 価格 |
|---|---|---|---|
| E26 Globe(電球色・昼白色) | E26 | 色温度2段階切り替え・調光 | ¥1,499 |
| E26 Globe(フルカラーRGB) | E26 | 基本的なカラー対応 | ¥1,299 |
| E17 Candle | E17 | シャンデリア・小型器具向け | ¥1,299 |
| GU10 Spotlight | GU10 | ダウンライト・スポットライト向け | ¥2,499 |
センサー・リモコン
スマートフォンを出さずに操作できる物理的なコントローラーも充実しています。
- スマートリモコン(¥1,699):照明の明るさ・色温度を調整できる小型リモコン
- ショートカットボタン:よく使う動作を1ボタンに登録できるスマートボタン
- 動作センサー(¥1,799):人の動きを検知して照明の自動化に使えるセンサー
スマートプラグ
既存のコンセントに挿すだけで、対応していない家電をスマート化できます。テレビや扇風機を「時間になったら自動でオン」にするような用途に便利です。
IKEAのスマートホーム製品はすべて日本のIKEA店舗または公式オンラインショップ(ikea.com/jp)で購入できるため、実物を見てから買えるのも安心なポイントです。
→ IKEA Kajplats E26 スマート電球(IKEA公式オンラインショップ)
セットアップ方法:Thread Border Routerの確認から始めよう

IKEAのMatter対応製品はThread通信を使用するため、自宅にThread Border Router(TBR)が必要です。TBRは各Matterプラットフォームの中継器として機能し、ThreadデバイスをWi-Fiネットワークに接続します。
まずThread Border Routerを確認する
既に以下のデバイスを持っている場合、Thread Border Routerとして機能します。
| デバイス | Thread BRとして使えるか |
|---|---|
| Apple HomePod mini | 使える |
| Apple HomePod(第2世代) | 使える |
| Amazon Echo Show 8(第3世代以降) | 使える |
| Google Nest Hub(第2世代) | 使える |
| Aqara Hub M3 | 使える |
| IKEA DIRIGERA | 使える |
上記のいずれかを持っていれば、DIRIGERAハブを追加購入しなくても始められます。
DIRIGERAハブが必要なケース
自宅にThread BRが一切ない場合は、IKEA DIRIGERA(¥11,999)の購入を検討してください。DIRIGERAはIKEA Home Smartアプリで全デバイスを一元管理するためのハブで、Thread BRとしても機能します。
Matter対応電球のセットアップ手順
- 電球を通常のソケットに取り付ける
- 使いたいプラットフォームのアプリを開く(Google Home / Alexa / Apple Home)
- 「デバイスを追加」→「Matter」を選択
- 電球パッケージに記載された16桁のMatterコードを入力するかQRコードをスキャン
- セットアップ完了(所要時間:約5分)
Matter対応製品の設定はQRコードをスキャンするだけで完了するため、Wi-Fiのパスワードを入力するよりも簡単で、スマートホームが初めての方でもスムーズに設定できます。
Google Home・Alexa・Apple HomeKitとの連携設定

IKEAのMatter対応製品は、Matter規格を介してGoogle Home・Amazon Alexa・Apple HomeKitのいずれからも操作できます。複数のプラットフォームを持つ家庭では、1台のデバイスをそれぞれのプラットフォームに登録して使うこともできます。
Google Homeでの設定
Google Homeアプリ → 「+」ボタン → 「デバイスのセットアップ」→「Matter」を選択します。QRコードをスキャンするか、コードを手入力してセットアップを完了させます。Nest Hub(第2世代)があれば、Thread BRとして機能するため追加機器は不要です。
Amazon Alexaでの設定
Alexaアプリ → 「デバイス」→「+」ボタン → 「Matterデバイスを追加」を選択します。Echo Show 8(第3世代)はThread BRとして機能するので、Thread対応製品も問題なく設定できます。
Apple HomeKitでの設定
iPhoneのホームアプリ → 「アクセサリを追加」→ QRコードをスキャン。HomePod miniまたはApple TV(第4世代以降)がThread BRとして機能します。
IKEA Home Smartアプリ + DIRIGERA を使う場合
DIRIGERAハブとIKEA Home Smartアプリを使えば、すべてのIKEA製品を一つのアプリで管理しつつ、Matter経由で各プラットフォームとも連携できます。IKEA固有の機能(シーン設定・IKEA特有のショートカット)を活用したい場合はDIRIGERAが便利です。
アレクサ(Alexa)でできることとは?買うか迷っている人に徹底解説!もあわせて参考にしてください。

Google Homeと連携可能なおすすめのスマートリモコンも紹介しています。

IKEAスマートホームのメリット・デメリット:Philips Hueとの比較

IKEAのスマートホームは万能ではありません。選択の判断材料として、Philips Hueとのコスト比較とデメリットもまとめます。
Philips Hueとのコスト比較
| 項目 | IKEA Kajplats | Philips Hue |
|---|---|---|
| E26 電球(電球色・調光) | ¥1,499 | ¥3,000〜 |
| フルカラーRGB電球 | ¥1,299 | ¥5,000〜 |
| Matter対応 | ネイティブ | Hue Bridge経由 |
| 対応色数(カラー版) | 基本的なカラー | 1,600万色+詳細調整 |
| 入手方法 | IKEA店舗・オンライン | 家電量販店・Amazon |
IKEAスマートホームのメリット
- 圧倒的な低価格で始められる(初期費用を抑えたい方に最適)
- Matter規格でどのプラットフォームとも連携できる
- IKEA店舗で実物を確認してから購入できる
- デザインのクオリティが価格帯に対して高い
IKEAスマートホームのデメリット
- Thread Border Routerが自宅になければ別途購入が必要
- Philips Hueなどと比べて色調整の細かさが劣る場合がある
- 対応製品数はまだ発展途上で、スイッチ類のバリエーションが少ない
コスパを重視してスマートホームを始めたいなら、IKEAのKajplats電球3個入りスターターキット(¥5,999)から試すのがおすすめです。Matter対応なので、将来的に違うプラットフォームに乗り換えても無駄になりません。
まとめ
IKEAのスマートホームは、Matter規格を採用することで低価格ながら特定のプラットフォームに縛られない自由度を実現しています。スマート電球¥1,299からという価格は、スマートホームへの最初のハードルを大幅に下げています。
Google HomeでもAlexaでもApple HomeKitでも同じデバイスが使えるため、既に持っているスマートスピーカーやプラットフォームに合わせて導入できます。DIRIGERAハブがなくても、既存のNest Hub・Echo Show・HomePod miniがThread BRとして機能すれば今すぐ始められます。
「スマートホームを一度試してみたい」という方にとって、IKEAはコストとリスクを最小限にスタートできる最良の選択肢の一つです。ぜひ、IKEAのスマート製品を活用して家の自動化を始めてみてください。
他にもスマートホームやHome Assistantの記事を書いています。
初心者向けの記事や上級者向けの記事も揃えていますので、ぜひこちらもご覧ください。



コメント