SwitchBotのラインナップにはカメラがあります。安く手に入れられて、映像閲覧、動画保存、赤外線カメラ、動体検出などと機能が豊富で、色々な使い道が考えられる魅力的なカメラです。
今回は手元にそのカメラが余っていたので、家のセキュリティ向上のために、防犯カメラとして活用してみました。

SwitchBotのカメラは防犯カメラとしてどこまで使えるのだろう?
こう思ったのが発端です。
同じようなことを思っている人の参考になればと思います。
ということで、今回は実際に防犯カメラとしてセッティングしてみて、防犯カメラとして活用できるか検証してみます!
この記事でこんなことがわかります。
- SwitchBotを防犯カメラとして使う方法
- 防犯カメラとして使えるのか検証
そんな私ですが、スマートホームにハマって様々なもののスマート化を実現してきました。今では家中スマートホームデバイスが溢れており、妻には呆れられています(笑)
遠隔操作、声で操作、GPSで操作、人が通ったら…などあらゆるシーンで活用中です。
そんな私が、解説をしていきたいと思います。
まずは防犯カメラとしてセッティング
SwitchBotのカメラはスマートフォンでカメラの映像を見れたり、映像を録画できるだけではありません。動くものを検知する動体検出機能もついています。
この動体検出をトリガーにして録画を開始したり、スマートフォンに通知をしたり、また他の機器を操作することができます。
また赤外線カメラも搭載しており、暗いところでもくっきりとした映像を見ることができます。
そんなカメラを使って、今回は「空き巣が侵入したことをカメラで動体検出して、照明をつけることで空き巣を驚かせて撃退する」というシンプルな環境を構築してみます!
図にするとこんな感じです。

ここでは空き巣を検知して照明をつけるという動作になりますが、動体検出した後のアクションは変えられます。スマートフォンへの通知や他の機器の操作、録画の開始など用途に合わせて設定してください。
必要なものはこちらです。
セッティング手順
セッティングの流れはこんな感じです。セッティングにはスマートフォンからSwitchBotアプリを使用します。SwitchBotアカウントは既に登録済みの前提で書いていますが、未登録でしたらこちらを参考に登録してください。
- カメラの初期設定
- ボットの初期設定(照明のオンオフで使用)
- カメラの動体検出設定
- シーンの設定(動体検出したら照明をつけるの動作設定)
- カメラの設置
1.カメラの初期設定
まずはSwitchBotカメラの初期設定を行い、使える状態にします。
初期設定については公式ページに説明がありますので、これに従って設定すると良いでしょう。
特に難しいことはありません。
2.ボットの初期設定
SwitchBotのボットの初期設定を行います。
ボットをなぜ使うのかというと照明のスイッチをオンオフするためです。
そのため、オンオフの手段がリモコンだったり、そもそも照明ではなく別の機器を操作するのであれば、それに適したデバイスの設定が必要です。
ボットが何かというのはこちらでも紹介していますので、ぜひ読んでみてください。

また、ボットの初期設定は公式ページに詳細説明がありますので、こちらを見て設定すると簡単です。
3.カメラの動体検出設定
ここまでは初期設定なので、既に完了している人もいたと思います。
さあ、ここから具体的な今回の空き巣撃退作戦の環境の設定になります。
まずはカメラの動体検出が有効になるように設定を行います。
と言っても、初期状態で有効になっているはずです。
ここでは念のため確認をしましょう。
確認の仕方は以下を参考にしてください。
4.シーンの設定(動体検出したら照明をつけるの動作設定)
いよいよシーンの設定です。
シーンというのは、「○○したら、××する」という動作の設定です。
ここでは動体検出したら、照明をオンにするという動作を設定します。
シーンの設定はこちらの通り。
5.カメラの設置
最後はカメラの設置です。
適切な場所にカメラを設置します。
設置には両面テープやネジで固定する方法があります。また、台座に磁石が入っているので金属製のものにくっつけることもできます。
カメラは魚眼レンズを使っているので比較的広範囲の映像を撮ることはできますが、映像の範囲をスマートフォンで確認しながら設置すると良いでしょう。
今回はこんな感じで設置しました。

防犯カメラとして使えるのか検証!
さあ、セッティングが完了したので、早速稼働させてみましょう!
夜中に録画していましたが、なんとそこにタイミングよく怪しい影が・・・
私が実際に稼働させたときの映像を見るのが早いでしょう。
なんと本当に空き巣が入ってきてしまいした。空き巣が家に入ってウロウロしていると、カメラで動体検出をして照明がオンになりました。照明がついたことに驚いた空き巣は一目散に部屋を出ていきました。
大成功です!
というのは冗談でこの映像はネタです。
しかし、暗い部屋の中はっきりと映像に残っていますし、ちゃんと動体検出して照明も付きました!
暗い部屋にも関わらず、くっきりでぬるぬるとした映像なので十分に防犯カメラとしても使えるのではないでしょうか。
映像は保存もできるので証拠もばっちりです!
できればカメラの向きを遠隔で動かせれば・・・
防犯カメラとして使えることはわかりましたが、実際に使ってみて、もう一歩と感じたところもあります。
それは、カメラの向きを遠隔で動かせないことです。
カメラを設置した向き以外には変えられないので、画面外のことで起きていることに関しては確認の使用がありません。
空き巣が画面外に出てしまったら、それを追う手段はないのです。
この点だけがちょっと残念かなと思います。
しかし、このカメラは魚眼レンズを採用しているため、広範囲の画角になっています。そのため、案外広い範囲を撮影できているので、設置の仕方でカバーできることが多そうです。
今回使用したもの
いかがだったでしょうか?
今回はSwitchBotのカメラを防犯カメラとして使用してみました。値段が安いことを考えれば、十分な機能なのではないでしょうか?
また、記事では動体検出して照明をつけるというアクションにしましたが、照明ではなく、スマートフォンに通知を出したり、他の機器を操作したりすることもできます。4.のセッティング部分で自分に合った設定に変えてみてください。
今回使用した機器は以下のモノたちです。今Amazonで購入すれば、明日にも防犯カメラを設置できますね!
スマートホーム化に関する記事をまとめました!やり方や具体例など参考になると思います。

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