
「エコーショー(Echo Show)って聞くけどなんだろう?」
「エコーショー(Echo Show)とアレクサ(Alexa)って何が違うの?」
「エコーショー(Echo Show)を使うと何が良いの?どう便利なの?」
「エコーショー(Echo Show)って調べるといっぱい出てくるんだけど、どれが良いの?」
こんなことを思っていませんか?
今回はAmazonが提供するエコーショー(Echo Show)について、基本機能やエコーショーならではの特徴、実際の活用術まで徹底的に解説していきます。
- エコーショーの基本機能
- エコーショーの特徴、魅力
- エコーショーの活用術、メリット
- エコーショーの選び方
Echo Show(エコーショー)とは?

エコーショー(Echo Show)は、Amazonが提供するスマートディスプレイで、音声アシスタント「アレクサ(Alexa)」を搭載しています。
平たく言えば、エコーショーは機器の名称、アレクサは音声認識・会話をしてくれる機能といったところです。
エコーショーは、音声コマンドとタッチ操作の両方で操作でき、さまざまな機能を提供します。
エコーショーの基本機能として以下のものが挙げられます。
音声操作
エコーショーは、音声で操作できます。
「アレクサ、今日の天気は?」と尋ねると、天気予報を教えてくれます。
対応家電の操作、音楽の再生、ニュースの読み上げ、アラームの設定なども音声で簡単に行えます。
音声操作の良いところは両手がふさがっているとき、遠くにいるときにも操作ができる点です。
エコーショーに搭載されているアレクサ(Alexa)は認識精度がとても高く、安定して使用できます。
タッチ操作
エコーショーのディスプレイはタッチパネルになっており、直接触れて操作することも可能です。
設定の変更やアプリの起動など、細かい操作が必要な場合に便利です。
スマートホームのコントロール
エコーショーは、対応するスマートホームデバイス(照明、カメラ、サーモスタットなど)を音声やタッチでコントロールできます。家全体をスマートに管理することが可能です。
エコーショーのホーム画面からスマートホームデバイスを追加し、音声やタッチで操作します。
例えば、「Alexa、リビングのライトを消して」と指示するだけで、照明をコントロールできます。
ビデオ通話
エコーショーは、内蔵カメラを使ってビデオ通話ができます。
家族や友人と顔を見ながら話すことができ、遠く離れた人とも簡単にコミュニケーションが取れます。
「Alexa、○○に電話して」と言うだけで、登録された連絡先にビデオ通話を開始できます。カメラカバーをスライドしてプライバシーを保護することも可能です。
動画視聴
Amazon Prime VideoやYouTubeなどの動画サービスを利用して、映画やテレビ番組を楽しむことができます。
エコーショーは5.5インチから15.6インチまでのディスプレイサイズがあり、用途に応じて選べます。
また、エコーショーは初期設定も簡単です。
初めて使用する際は、Wi-Fiに接続してセットアップを行います。基本的にスマートフォンのAlexaアプリから設定します。
アプリの画面の指示に従って、Amazonアカウントにログインし、基本設定を進めるだけで難しいポイントはありません。
Echo Show(エコーショー)の魅力とは?

エコーショーの魅力は、そのスマートディスプレイの機能と多彩な使い方にあります。
以下に、エコーショーの主な特徴を挙げます。
ディスプレイ表示
なんと言ってもディスプレイを持っていることがエコーショーの最大の特徴です。
エコーショーは、音声だけでなく画面も備えているため、画面に情報を表示でき、天気予報、ニュース、カレンダー、リマインダーなど、重要な情報を一目で確認できます。
音声だけだと聞き逃してしまうこともありますが、画面に表示されるので、聞き逃しても安心です。
スマートホームのハブ
エコーショーはスマートホームのハブとして活用できます。
ライトやスマートプラグ、セキュリティカメラなどのデバイスを制御するための中心的なハブとなり、とても便利です。
デバイスを操作できるようにすることで、エコーショーから一括で操作したり、ある条件で自動的にデバイスを操作することができるようになります。
ビデオ通話とコミュニケーション
エコーショーはビデオ通話にも対応しており、遠く離れた家族や友人と簡単にコミュニケーションを取ることができます。
留守番をしている子どもや遠く離れた両親の様子などを簡単に知ることができます。
レシピやクッキングガイド
画面があるので、料理中にレシピを表示できるので便利です。
また、タイマーをセットしたりできるので、キッチンでの活用にも最適です。
スキルとアプリの活用
エコーショーはAlexaスキルやサードパーティのアプリを利用できます。
音楽再生、天気予報、トリビアクイズ、ストリーミングサービスなど、さまざまなスキルを活用することで、機能を拡張できます。
Echo Show(エコーショー)の活用法

エコーショーは、さまざまな機能があり、日常生活を便利にしてくれます。
具体的な活用事例はこちらでも紹介しています。

その中でいくつかの代表的な活用法をご紹介します。
- 音楽やラジオの再生
- 天気予報やニュースの取得
- ショッピングリストの作成
- スマート家電の操作
音楽やラジオの再生
エコーショーは、Amazon MusicやSpotifyなどの音楽ストリーミングサービスと連携できます。
声で曲をリクエストしたり、特定のアーティストの曲を再生したりできます。
また、ラジオ局を指定してラジオ番組を聴くこともできます。
エコーショーは画面がついているので、何が再生されているかといった情報も一目でわかります。
天気予報やニュースの取得
「アレクサ、今日の天気を教えて」と尋ねると、現在の天気や週間予報を教えてくれます。
また、カスタマイズして特定のニュースソースから最新のニュースを読み上げてもらうこともできます。
エコーショーは画面があるので、情報もわかりやすいです。
ショッピングリストの作成
「アレクサ、買い物リストに卵を追加して」と言えば、買い物リストにアイテムを簡単に追加できます。
スマートフォンのアプリで確認することもできます。
思いついた時に追加できるので買い忘れが減らせます。
スマート家電の操作
エコーショーはスマート家電と連携できます。
例えば、スマートライトやスマートプラグを操作したり、温度設定を変更したりできます。
タッチパネル操作ができるので、タッチでスマート家電を操作できます。わざわざスイッチのある場所まで行かなくて済むのでとても便利です。
Echo Show(エコーショー)のセキュリティとプライバシー対策

エコーショーは色々なことができ、便利なのは良いですが、セキュリティやプライバシーが心配な人もいると思います。
ここではエコーショーのセキュリティとプライバシーに関するポイントを解説します。
- 物理的なカメラカバーで遮断
- 音声操作での買い物を制限
- 動画視聴を制限
- 強力なパスワードを設定
- 音声ID(音声プロフィール)を活用
物理的なカメラカバーで遮断
エコーショーには内蔵カメラがありますが、プライバシー保護のために物理的なカメラカバーが付いています。
カバーをスライドすることで簡単にカメラを遮断できます。
これにより、カメラを物理的に無効化、また、カメラがオフになっていることを視覚的に確認できます。
物理的に遮断できるので安心ですね!
音声操作での買い物を制限
エコーショーは音声で買い物を行える機能を持っていますが、子供が誤って注文してしまうリスクがあります。
設定で音声ショッピングを無効にすることで、誤注文を防げます。
動画視聴を制限
エコーショーは動画を見ることもできますが、有害なコンテンツや課金が必要なコンテンツに注意が必要です。
設定で動画検索を無効にしたり、Primeビデオの利用を制限したりすることで、安全に利用できます。
強力なパスワードを設定
エコーショーのアカウントには強力なパスワードを設定しましょう。
そして、他人に知られないように注意しましょう。
また、Wi-Fiスポット暗号化方式をWPAまたはWPA2に設定することも大切です。
音声ID(音声プロフィール)を活用
エコーショーは音声IDを作成できます。
音声IDとは、声の特徴から誰が話しているのかというのを認識する機能です。
自分の声を認識しやすくするために活用しましょう。
Echo Show(エコーショー)の最新モデルレビューと比較
Echo Show(エコーショー)は、4つのモデルがあります。
それぞれのモデルには特徴があり、使用シーンや好みに合わせて選ぶことができます。
音質を重視するならEcho Show 10がおすすめですが、コンパクトなディスプレイを求めるならEcho Show 5も良い選択肢です。
項目 | Echo Show 15 | Echo Show 10 | Echo Show 8 | Echo Show 5 |
画面サイズ | 15.6インチ | 10.1インチ | 8インチ | 5.5インチ |
解像度 | 1,980 × 1,080ピクセル | 1,280 × 800ピクセル | 1,280 × 800ピクセル | 960 × 480ピクセル |
スピーカー | ツイーターとウーファーを搭載 | フルレンジスピーカー | フルレンジスピーカーとパッシブラジエーター | フルレンジスピーカー |
カメラ | 500万画素 | 1300万画素 | 1300万画素 | 200万画素 |
まず大きな違いは画面のサイズです。
Echo Show 15は15.6インチの大画面です。
壁掛けが主な使い方で、インテリアとしても活用できます。
Echo Show 10は10.1インチで首振りモーション機能を持ち、360°動くので人のいる方向に自動調整します。アイランドキッチンやリビングのカウンターに適しています。
Echo Show 8は8インチの画面で、机の上に置いて使うのに適しています。
Echo Show 5は5.5インチのコンパクトな画面。机の上に置いてパーソナルディスプレイとして使えます。
次のポイントは音質です。
Echo Show 15はツイーターとウーファーを搭載しているため、迫力のサウンドが楽しめます。
音質にこだわるのであればEcho Show 15がおすすめです。
カメラにも差分があるので、ビデオ通話をよく利用するのであれば、画素数が1300万画素と高い、Echo Show 10とEcho Show 8がおすすめです。
最後に、価格です。
とにかく安く使ってみたいのであれば、1万円程度で購入可能なEcho Show 5がおすすめです。
Echo Show(エコーショー)を使ったスマートホームの構築方法
最後に、エコーショーを使って、スマートホームを構築する例をご紹介します。
エアコンや照明、電化製品を音声で操作できるようになると便利です。
スマートホームを取り入れる方法はいくつかあります。
- スマートホーム家電を購入する
- スマートリモコンを導入する
- スマートプラグやSwitchBotボットを取り付ける
それぞれについて詳しく見ていきます。
スマートホーム家電を購入する
スマートホームを構築する最も確実な方法は、スマート家電を購入することです。
エコーショーと連携可能なスマート電球、テレビ、エアコン、スマートロックなどを購入すれば、簡単にスマートホームを構築することができます。
しかしながら、デメリットは家電を購入しないといけないので費用がかかることです。
スマートリモコンを導入する
次に、スマートリモコンを導入することで、既存の家電製品もスマート化できます。
例えば、古いエアコンやテレビなどの赤外線リモコンを使用する家電も、スマートリモコンを使うことでエコーショーから操作可能になります。
スマートリモコンを設定し、エコーショーと連携させることで、音声コマンドで家電を操作することができ、さらに快適なスマートホーム環境を実現できます。
スマートリモコンを購入するだけなので、スマート家電を購入するよりも費用を抑えることができます。
ただし、操作できるのは赤外線リモコンで操作できる家電に限られる点に注意が必要です。
スマートリモコンはSwitchBotがおすすめです。スマートリモコンだけでなく、周辺デバイスの種類も豊富で設定も簡単なので、初心者でも高度なスマートホームが簡単に構築できます。
SwitchBotについてはこちらでも紹介しています。

スマートプラグやSwitchBotボットを取り付ける
スマートプラグやSwitchBotボットを取り付けることで、さらに多くの家電をスマート化できます。
スマートプラグを使えば、エコーショーを通じてコンセントそのもののオンオフを音声でコントロールできます。電源プラグを抜いたり挿したりするイメージです。
また、SwitchBotボットを使用することで、物理的なスイッチを自動的に押すことができます。
これにより、古い家電で物理スイッチで操作するような家電もスマートホームの一部として活用できるようになります。
これらのステップを踏むことで、エコーショーを中心としたスマートホームを簡単に構築することができます。日常生活がより便利で快適になること間違いなしです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はエコーショー(Echo Show)について解説しました。
エコーショーは色々なことができ、便利であることがわかったと思います。
特に、エコーショーが優れているのは画面とタッチ操作ができる点です。
音声だけでなく、画面でも情報を教えてくれるのは意外と便利です。
とにかく、試してみたいという方は、安いEcho Show 5がおすすめです。
他にもスマートホームやHome Assistantの記事を書いています。
初心者向けの記事や上級者向けの記事も揃えていますので、ぜひこちらもご覧ください。

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