PC、スマホ、ゲーム機、IoT機器など、今となってはWi-Fiは欠かせないものになりましたね。
しかし、接続が必要な機器が大きく増えて、欠かせないものになったからこそ、このような悩みはないでしょうか?
家の2階や別の部屋に行くと、Wi-Fiが届かなくて通信できない!
Wi-Fiが届かない場合の原因と対策方法を知りたい!
通信ができなかったり、途中で切れるとイライラしますよね。。
見ていた動画が途切れてしまったり、自分の部屋ではゲームができなかったり。
今回はこのような悩みを解決していきます。
私が住んでいる家も実際にWi-Fiが届かない場所があり、色々と調べて解決させた実績があります。そんな私が実体験をもとに解決方法を紹介します!
Wi-Fiが届かない原因は単純
Wi-Fiが届かない原因は単純です。
ここでいうWi-Fiが届かないという状態は、電波が弱いを指しています。Wi-Fiが繋がらなかったり、Wi-Fiの電波のマークで強度が0本~1本の状態です。
電波自体はよく拾っているんだけど、通信エラーが起きるというような場合は別の原因です。通信が不安定な状態と言います。
さて、Wi-Fiが届かない原因ですが、大抵以下の2つです。
- 障害物が多い
- Wi-Fiルーターの位置が悪い
Wi-Fiルーターと使用する通信機器(スマホやゲーム機など)の間に障害物があると電波を遮断する原因となります。
実は、壁やドアは障害物になるんです。つまり、Wi-Fiルーターが部屋の奥の方に閉じ込められた場合は不利になります。
また、Wi-Fiルーター自体の位置はとても重要な要素です。Wi-Fiルーターを中心に電波を発しますので、家の端っこにWi-Fiルーターを置いていると、反対側の端っこには電波が届きにくくなることは容易に想像できると思います。
解決策は4つ
Wi-Fiが届かないときの解決策は以下があります。大体これで解決するでしょう。まずは物は試しに1をやってみましょう。
1.Wi-Fiルーターの位置を見直す
まず最初にやってみるのは、Wi-Fiルーターの位置を見直すことです。
原因でも挙げましたが、障害物が多くなる場所や家の端っこには設置すべきではありません!
最適な設置場所は以下の2点を満たす場所です。
- 家の中心
- 床から1~2m高い場所
まずは可能な限り「家の中心」であることです。これが最も重要かもしれません。
Wi-Fiルーターを中心に電波を発しますので、当然、家の中心になるほど、家の範囲をカバーしやすくなります。
また、床から1~2m高い場所にWi-Fiルーターを設置するのが最も効率的と言われています。
まずは、これらのWi-Fiルーターの位置を見直すところは始めてみましょう。
ただし、家が広い場合にはさすがに限界もあります。
また、賃貸だと光ケーブルの位置が既に決まっていると思います。そして、我が家もそうでしたが、なぜか家の端っこという場合もあるでしょう。このような場合は、家の中心に持ってこれないこともあります・・・。こういう時は他の対策をやってみるのも良いですよ。
2.アルミ板でカバー範囲を広範囲化!?
ライフハック的な技ですが、アルミ板をWi-Fiルーターのそばに設置すると、電波が反射して、より遠くに電波が届くようになるというテクニックがあります。
残念ながら、これは私自身はやったことはないのですが、場合によっては効果があるみたいです。
Googleで調べてみると色々出てきますよ。
私も少し検証してみようと思っています。
3.周波数帯を2.4GHz帯にするのもアリ!
なるべく遠くに電波を飛ばしたいのであれば、2.4GHz帯のWi-Fi規格を使用するのもアリです!
2.4GHz帯というのは使用する電波の周波数帯域で、Wi-Fiでは2.4GHz帯と5GHz帯の2つが使われています。
それぞれざっくりと以下の特徴があります。
周波数 | 範囲 | 通信速度 |
---|---|---|
2.4GHz帯 | 広範囲 | そこそこ |
5GHz帯 | 比較的狭い | 速い |
つまり、2.4GHz帯は通信速度はそこそこですが、広い範囲で通信ができます。2.4GHz帯は比較的障害物に強いという特徴があるので、広い範囲まで電波が届くのです。
速度を少し犠牲にすることにはなるので、速度的に不安を感じるかもしれませんが、一般的な使い方であれば心配無用です。
私の環境では30Mbpsは出ていますし、実際にHDの動画視聴やLINE通話、オンライン会議をやってみましたが、特に問題はありませんでした。
どうやったら2.4GHz帯を使うことができるのかというと、2.4GHzのSSIDに接続するだけです。
どれがそのSSIDかは、おそらくSSIDの名前をみるとわかります。
SSIDの末尾や途中に「A」という文字があれば5GHz接続であり、「G」という文字が含まれている場合は2.4GHz接続です。
もし、わからない場合は、Wi-Fiルーターの本体に記載されていることが多いので、本体を見てみてください。そこにSSIDと使用周波数が書かれている場合があります。またはルーターの取扱説明書にも書いてあることがあります。
4 . 中継器はおすすめしないが中継器がおすすめ
どっちやねん!と思うかもしれませんが、簡単かつ確実に解決してくれる方法でおすすめです。ただし、ちょっと注意が必要なので、わかりにくい見出しにしましたw
Wi-Fiの電波が届かないときに、電波を中継し、より広い範囲に電波を届けてくれる中継器というものがあります。
Amazonでも検索するとたくさん出てくるのですが、通常の中継器はおすすめしません。
なぜなら、通常の中継器の場合、シームレスな通信ができません。つまり、例えばリビングでスマホで映画を見ていて、そのまま中継器のある自分の部屋に移動したとします。この時、通信を切って、中継器のアクセスポイントに接続を切り替える必要があります。つまり、見ていた映画は一度切れることになります。
これが普通の中継器です。どうですか?気持ちよく映画を見ていたのに、一度途切れるんですよ!?感動的なシーンも見逃せないアクションシーンも興ざめですよね。。。イライラも募ります・・・。
ただし、これは普通の中継器の話。私がおすすめしたいのはメッシュWi-Fi機能付きの中継器です。(メッシュWi-Fiであれば、中継器でなくてもOKですが、わかりやすいので中継器としています)
このメッシュWi-Fi機能が付いていると、先ほどのような中継器のアクセスポイントに接続を切り替える必要がなくなり、自動的に中継器に接続し、通信を維持してくれます。つまり、映画も途切れることがありません!
実際に、我が家もこの方法を使って、「Wi-Fiが届かない」問題を解決しました。
私が購入したのは「TP-Link RE550」という中継器です。メッシュWi-Fiを使うためには、中継器も親機となるWi-FiルーターもメッシュWi-Fiに対応している必要があります。そのため、同時にWi-Fiルーターも購入しました。私の場合、Wi-Fiルーターもかなり古くなっていたので、これを機にメッシュWi-Fi機能付きのWi-Fiルーターに買えました。Wi-Fiルーターは「TP-Link Archer AX4800/A」です。
これらについての詳細はこちらで紹介しています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
Wi-Fiが届かない原因と対策方法をいくつか紹介しました。
まずはWi-Fiルーターの位置を見直してみて、それでも解決しない場合は、他の解決策も試してみてください。
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