Excelでのデータ入力や集計作業は、多くのビジネスパーソンにとって日常的な業務です。しかし、頻繁なショートカットキーの入力やマウス操作は、時に作業効率を低下させ、身体的な負担にもつながります。
そこで注目されているのが「左手デバイス」です。
左手デバイスを導入することで、これらの課題を解決し、Excel作業を劇的に効率化することが可能になります。
この記事では、特に1万円以下で購入できるコストパフォーマンスに優れた左手デバイスを厳選し、その特徴やExcel作業における利点を徹底的に比較します。
- Excel作業における左手デバイスのメリット
- 1万円以下で購入できるおすすめの左手デバイスとその特徴
- 各デバイスのExcelでの具体的な活用事例と設定例
- あなたに最適な左手デバイスの選び方
なぜExcel作業に左手デバイスが有効なのか?

Excel作業では、「コピー」「貼り付け」「元に戻す」「セルの結合」「フィルター」「フォント」「セルの色」など、多種多様なショートカットキーや機能を頻繁に使用します。これらの操作をキーボードとマウスの間で手を移動させながら行うのは、想像以上に時間と労力を要します。
左手デバイスは、これらの頻繁に使う操作を片手で完結できるように設計されており、以下のようなメリットをもたらします。
1万円以下で手に入る!Excel向け左手デバイス5選

ここでは、コストパフォーマンスに優れ、Excel作業の効率化に貢献する1万円以下の左手デバイスを5つご紹介します。それぞれの特徴とExcelでの活用法を以下にまとめました。
| 項目 | XP-Pen ACK05 | HUION Keydial mini | 8BitDo Micro | DOIO KB16 | iClever IC-KP08 |
|---|---|---|---|---|---|
| 参考価格 | 約7,400円 | 約6,600円 | 約2,500円 | 約10,000円 | 約2,500円〜3,000円 |
| 接続方式 | 有線、専用レシーバー、Bluetooth | 有線 (USB-C)、Bluetooth 5.0 | Bluetooth、有線 (USB) | 有線 (USB Type-C) | Bluetooth、2.4GHz無線 |
| ダイヤルの有無 | 有り (1個) | 有り (1個) | 無し | 有り (3個) | 無し |
| キー数 | 10個 (4パターンで36個のショートカット登録可能) | 18個 | 16個 | 16個 (最大4レイヤーで88スロット) | 22個 |
| レイヤー機能 | 有り (4パターン) | 無し | 無し | 有り (最大4レイヤー) | 無し (プログラマブルではない) |
| アプリごとの設定 | 可能 | 可能 (ドライバーで設定) | 可能 | VIA対応 (PCに専用アプリ不要) | 無し (プログラマブルではない) |
| Excelでの主な利点 | ダイヤルでのズーム・スクロール、頻出ショートカットの集約に最適。 | キー数が多く、複雑なマクロや多数のショートカット登録が可能。 | 圧倒的な安さと携帯性。基本操作の効率化に十分な性能。 | 3つのノブで縦横スクロールとズームを同時制御。高いカスタマイズ性。 | 数字入力とTabキーによるセル移動、PgUp/PgDnによるシート移動を効率化。 |
XP-Pen ACK05

XP-Pen ACK05は、10個のカスタマイズ可能なキーと1個の物理ホイール(ダイヤル)を搭載しています。Bluetoothと有線接続の両方に対応しており、利用シーンを選びません。

HUION Keydial mini (K20)

HUION Keydial miniは、18個のキーと1個のダイヤルを備え、Bluetooth 5.0に対応しています。コンパクトながらも多機能で、クリエイティブ作業だけでなく事務作業にも適しています。

8BitDo Micro

8BitDo Microは、超小型のコントローラー型デバイスで、非常にコンパクトなデザインが特徴です。キーボードモードを搭載しており、様々なデバイスで利用できます。

DOIO KB16

DOIO KB16は、16個のキーと3個のノブ(ダイヤル)を搭載したメカニカルキーボードです。VIAに対応しており、高度なカスタマイズが可能です。アルミ削り出しの筐体は高級感があります。

iClever IC-KP08

iClever IC-KP08は、Bluetoothおよび2.4GHz無線接続に対応した22キーのテンキーパッドです。特筆すべきは、Excel作業に便利なTabキーやPgUp/PgDnキーを搭載している点です。
Excel作業を加速させる!具体的な活用事例と設定例

左手デバイスを最大限に活用するためには、Excel作業フローに合わせてキー設定を最適化することが重要です。ここでは、一般的なExcel作業における具体的な活用事例と、おすすめの設定例をご紹介します。
データ入力・編集の効率化
データ入力作業では、セル間の移動やコピー&ペースト、書式設定などの操作が頻繁に発生します。これらの操作を左手デバイスに割り当てることで、マウスとキーボードを行き来する手間を省き、スムーズなデータ入力が可能になります。
| 操作内容 | ショートカットキー | 左手デバイスへの割り当て例 |
|---|---|---|
| コピー | Ctrl + C | デバイスのボタン1 |
| 貼り付け | Ctrl + V | デバイスのボタン2 |
| 切り取り | Ctrl + X | デバイスのボタン3 |
| 元に戻す | Ctrl + Z | デバイスのボタン4 |
| やり直し | Ctrl + Y | デバイスのボタン5 |
| 書式設定ダイアログ | Ctrl + 1 | デバイスのボタン6 |
| セル移動(右) | Tab | iClever IC-KP08のTabキー |
| セル移動(下) | Enter | iClever IC-KP08のEnterキー |
活用例: 大量のデータを入力する際、右手でテンキーやキーボードの数字を打ち込みながら、左手デバイスのボタンで「Enter」を押して次のセルに移動したり、「Ctrl+C」と「Ctrl+V」でデータを素早くコピー&ペーストしたりできます。
特にiClever IC-KP08のようなテンキー型デバイスは、数字入力とセル移動をシームレスに行えるため、データ入力の効率を大幅に向上させます。
シート操作・表示の最適化
Excelでは、複数のシートを切り替えたり、特定の範囲を拡大・縮小したりする操作も頻繁に行われます。ダイヤルや複数のキーを持つ左手デバイスは、これらの操作を直感的に行えるため、作業の快適性が向上します。
ダイヤルでシートの切り替えができるのは便利です。私のおすすめです。
| 操作内容 | ショートカットキー | 左手デバイスへの割り当て例 |
|---|---|---|
| シート切り替え(次) | Ctrl + PageDown | ダイヤルを右に回す (XP-Pen ACK05, HUION Keydial mini, DOIO KB16) |
| シート切り替え(前) | Ctrl + PageUp | ダイヤルを左に回す (XP-Pen ACK05, HUION Keydial mini, DOIO KB16) |
| ズームイン | Ctrl + マウスホイール上 | ダイヤルを右に回す (XP-Pen ACK05, HUION Keydial mini, DOIO KB16) |
| ズームアウト | Ctrl + マウスホイール下 | ダイヤルを左に回す (XP-Pen ACK05, HUION Keydial mini, DOIO KB16) |
| 垂直スクロール | マウスホイール | ダイヤル (XP-Pen ACK05, HUION Keydial mini, DOIO KB16) |
| 水平スクロール | Shift + マウスホイール | DOIO KB16のノブ2 |
活用例: DOIO KB16のように複数のノブを持つデバイスでは、一つのノブでシートの垂直スクロール、別のノブで水平スクロール、さらに別のノブでズームイン/アウトといった操作を同時に、かつ直感的に行えます。これにより、広大なExcelシート上でのデータ確認や編集が格段にスムーズになります。
XP-Pen ACK05やHUION Keydial miniのダイヤルも、ズームやスクロールに非常に有効です。
マクロの実行と定型作業の自動化
ExcelのVBAマクロや、頻繁に行う一連の操作を左手デバイスのボタンに割り当てることで、定型作業をワンタッチで自動化できます。これにより、作業時間の短縮だけでなく、ミスの削減にもつながります。
| 操作内容 | ショートカットキー/マクロ | 左手デバイスへの割り当て例 |
|---|---|---|
| 合計計算マクロ実行 | Alt + F8 (マクロ選択) | デバイスのボタン9 |
| 特定の書式適用マクロ | 独自マクロ | デバイスのボタン10 |
| フィルターのオン/オフ | Ctrl + Shift + L | デバイスのボタン11 |
| 選択範囲の罫線設定 | Alt + H + B + A | デバイスのボタン12 |
活用例: 毎日行うレポート作成で、特定の範囲の合計を計算し、特定の書式を適用するといった一連の作業がある場合、これらをマクロとして登録し、左手デバイスのボタン一つで実行できるように設定します。これにより、手作業でのミスを防ぎつつ、作業時間を大幅に短縮することが可能です。
プログラマブルテンキーやキー数の多いデバイスは、このようなマクロの割り当てに特に適しています。
まとめ
Excel作業の効率化は、日々の業務の生産性を大きく左右します。今回ご紹介した1万円以下の左手デバイスは、それぞれ異なる特徴と利点を持っています。Excel作業のスタイルや、重視する機能(ダイヤルの有無、キー数、携帯性など)に合わせて、選ぶことが重要です。
左手デバイスを導入することで、これまで煩雑だったExcel作業がよりスムーズに、そして快適になります。ぜひこの機会に、使ってみてはいかがでしょうか?
コスパが気になるのであれば、まずは安価なモデルを使ってみるというのもおすすめします。
左手デバイスについて以下にまとめています。
おすすめの使い方や活用術やあなたにおすすめのデバイスがわかります。
ぜひこちらもご参照ください。

































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